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コラム

新学期、緊張と不安でドキドキの子ども達にどうよりそうべき?あるあるシーンの対処法

お役立ちコラム

入園や進級と春は保育園内でも、子ども達の環境が変わる季節です。慣れ親しんだ環境と異なる状況下は、子どもたちのストレスの要因になりえます。そんなストレスを軽減し、楽しい保育園生活を送って貰うために、新学期のあるあるシーンの対処法をお教えします。

不安でいっぱいの子ども達への対処法

case1:保護者と離れるのは嫌!泣き出したら止まらない

子ども達が泣き出す一番のポイントは、大好きな保護者がお仕事に向かうのを見送る瞬間。保護者の方が見えなくなっても「行かないで~」と大声で泣き叫ぶことも珍しくありません。そんな時、どうにかして泣き止ませようとしていませんか?時には、泣きたいだけ泣かせてあげることも大切です。

泣き止ませようとして、言葉をかけ続けてしまうと、かえって子どもの不安感を煽ってしまいます。子どもの不安を取り除くには、スキンシップが効果的。手を繋ぐ、ぎゅっと抱きしめる、膝の上で抱っこするなど、肌のふれあいをすることで子どもの気持ちを落ち着かせてあげましょう。

泣いても良い場所であることを教えてあげると共に、子どもの気持ちに共感することで、安心感を促せます。歌を歌ったり、お友達の遊ぶ様子を眺めているうちに、段々と落ち着いて自ら遊びだしてくれるでしょう。


case2:仲良しのお友達はどこ?一緒のクラスが良かったとしょんぼり

園によっては、新学期にクラス替えが行われ、仲の良いお友達とクラスが離れてしまい落ち込んでしまう子も。そんな時、強制したり、せかしたりするのは逆効果です。新しいグループに加わることで、精神的負担がかかってしまう子どももいます。仲の良い友達とはいつでも自由に遊べることをきちんと伝え、まずは安心させてあげましょう。

その上で、全クラスが一緒に遊べる、交流が出来る活動を取り入れたり、他のお友達の輪に保育者と共に加わって一緒に遊んでみたりと、まずは色々な子と接する機会を増やすと良いでしょう。「新しいクラスも楽しくて、安心できる空間なんだ!」と、思える雰囲気作りを心掛けましょう。


case3:先生が大好き過ぎて、担任が変わっても前担任にべったり

良い関係が築けていればいるほど、前担任への愛着が強くなってしまうものですが、その場合、無理に前担任と子どもを引き離すのはよくありません。「どうして自分には心をひらいてくれないのかな?」と、焦る気持ちは分かりますが、1年間を共に過ごした前担任に依存するのは当たり前のことなので、安心してください。まずは、どもの前担任への想いに寄り添いながら信頼関係を築いていきましょう

前担任の好きなところを聞いてみたり、時には前担任を交えて一緒に遊んで、前担任との関係が切れてしまうわけではないことを実感させてあげると、子どもの安心感に繋がります。焦らず、ゆっくり関係を築いていくようにしましょう。


case4:新しい環境に馴染めず緊張!こわばった表情で棒立ち状態

見慣れない人や場所といった、新しい環境に子どもは不安や警戒心を抱きます。中には、緊張して部屋に入ることができず、入り口で立ち往生してしまう子も・・・。そんな時は、無理に部屋に誘導するのではなく、子どもの緊張がほぐれるのを待ってあげましょう

その子からよく見える位置で、笑顔を浮かべて他の子ども達と遊んでいるうちに、自ら部屋へと入ってきてくれるでしょう。子どもが新しい環境に心を開くには時間がかかります。焦って部屋へ誘導したり、しつこく声をかけ続けるのは、子どもを意固地にさせてしまう可能性もあるので、逆効果です。

いつでも入ってきてよいのだよ、と受け入れる雰囲気があることを伝えつつ、子どもが安心できるまで待ってあげましょう。部屋に入るのが難しそうであれば、手を繋いで一緒に園内散歩に行くなどの気分転換をしてみても良いかもしれません。


大切なのは、園児ひとりひとりに向き合うこと

喜んで登園する子、「お母さん」と叫びながら大泣きする子、部屋の片隅でしくしく泣く子、緊張して固まってしまう子と、同じ子どもでも反応はさまざまです。クラス担任となると、たくさんの子ども達を同時に見なくてはいけない状況下に置かれます。必然的に一人一人に向き合う時間は短くなってしまうかもしれませんが、子どもは保育者の愛情に敏感です。短い時間でも子どもとのスキンシップを欠かさないようにしましょう。

不安な子どもに対しては、言葉をかけるよりぎゅっと抱きしめてあげたりなどの肌と肌のスキンシップが効果的です。子どもの気持ちに寄り添いながら、焦らず不安を取り除いてあげましょう。


まとめ

環境が変わる春は、子どもの心も乱れがち。親身になって接しても、なかなか泣き止んでくれず困ってしまうこともあるかと思います。ですが、「私に保育者は向いていないのかも」と思い悩む必要はありません。焦らず接することで、良い関係を築いていけるでしょう。

子どもだけではなく、春は担任クラスが変わったり、組む先生が変わったりと、保育者側にも変化があります。そんな中でもし、「この園は自分に合っていないな」「自分も全く新しい環境で挑戦してみたいな」と、悩んでいる方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談ください。