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【これで完璧!】保育士の必需品21選とあると嬉しい便利アイテムを紹介

お役立ちコラム

これからお仕事を始める保育士さんも、ベテラン保育士さんも、新年度の始まりに合わせて、仕事に必要な道具を揃える方も多いのではないでしょうか。
保育士は保育仕事以外にも催し事の飾り付けやお出かけ準備に事務作業と、さまざまな業務に携わります。いざというときに必要なものがない!となると、作業を止めて買い出しに行く余計な時間がかかってしまいます。

今回の記事では、保育園の仕事に置いて揃えておきたい必需品をご紹介したいと思います。絶対に必要なものから、あると助かる便利品まで、幅広く紹介するため一通り揃えておきたい方、是非この記事を参考にしてください。

保育士の必需品はシーンによって全く異なります。

事前に保育園側から指定されたアイテムを用意していたとしても、実際に働いてみると

足りないものや必要なものがわかってくるものです。

保育士の必需品を紹介

ここではそんな実際に働く保育士さんの目線に立って

 

・理想的な服装

・仕事効率を上げる文房具

・外出時のお助けアイテム

 

を紹介したいと思います。

理想的な服装編

保育士の服装選びのポイントは3つあります。

 

・動きやすさ

自分の動きを服装によって邪魔されないかどうかは、仕事効率をあげる上で非常に重要なポイントになります。硬くて伸縮性の無い生地は動きを制限される危険性があるため、おすすめはしません。

 

・自宅で洗えるものかどうか

クリーニングでしか洗えない素材で作られた服は、保育士の仕事着としては避けるべきです。お散歩やプール、お絵かきや工作の時間など、どうしても服は汚れてしまいます。保育士の服装は自宅で手軽に洗える素材のものを選びましょう。

 

・安全な服装かどうか

保育士の服装は、子供たちにとって安全なものであるかどうかが一番大切です。フードや紐を子供が引っ張ってしまう危険がある「パーカー」、子供の肌を傷つけるかもしれない「ビーズやラメ」子供が口に入れてしまうかもしれない「飾りボタン」、たとえそれがワンポイントだったとしても、危険性が一つでもあれば保育士の服装としてはNGです。

 

これら3つのポイントを踏まえた上で、必需品を紹介します。

エプロン

保育士のトレードマークと言えるエプロン。ある意味どんなアイテムよりも使用頻度が高く、エプロンだけで10枚以上持っている、なんて保育士さんもいらっしゃいます。

エプロンはお尻まで隠れる、やや大きめのものがおすすめです。子供の嘔吐や粗相で衣類が汚れるのを防いでくれるためです。

大きなポケットがついたものは道具をたくさん持ち歩く保育業務を助けてくれます。

また業務中は、エプロンをつけ外しすることが非常に多いです。紐タイプは直したりする手間がかかってしまうため、頭からかぶれるタイプのエプロンを選びましょう。

園児と直接触れ合うアイテムですから、素材選びも気をつけましょう。肌触りが良く、かつ丈夫な素材を選んであげると園児に喜んでもらえます。

ボタンやビーズ、フリルなどの装飾品は、園児たちの怪我や誤飲の元になる可能性があります。ファスナー付きのデザインも怪我につながるため、こうしたデザインは避けることをオススメします。

なお、園によって使用するタイプのエプロンが決まっていたり、キャラクターものがNGの場合があるので、事前確認を忘れないようにしましょう。

トップス

着る回数が非常に多いので、素材のいい良いものを買いたいところですが、保育士は外での業務も多く、Tシャツなどのトップスは汚れることを覚悟しなくてはありません。素材がよく、金額的にも手の届きやすいものを選ぶのがオススメです。

Tシャツ類は、季節に合わせて多めに用意しましょう。濡れやすい梅雨の時期や、汗をかきやすい夏場には、特に余裕のある備えが必要です。インナーが透けやすい白は避け、濡れた時の変色具合を確かめてから、乾きやすい素材を選びましょう。

冬は気候に合わせて調整しやすいようにロングTシャツを用意しましょう。

トレーナー一枚だと気温に対しての体温の微調整ができません。屋内外を出たり入ったりすることの多い保育士の仕事には、どちらにも素早く対応できる服装が便利です。

パンツ

園で指定がなければジャージが最も動きやすくオススメです。

ジャージがダメな時は耐久性のあるジーパンを、ジーパンもダメな時はチノパンを用意しましょう。使用頻度は多めになるのでエプロン、Tシャツと同様にサラサラした着心地のものを選びましょう。

長すぎると引きずってしまうため丈には気をつけてください。

内ばき外履き

中履き、外履き共に園からの指定がなければ、履きやすく紐のない靴を用意しましょう。

中履きはバレーシューズがオススメです。値段も数百円〜と安価で手に入る、着脱に手を使わなくて良く、紐もない、うっかり脱げてしまうこともありません。反対にサンダル型のナースシューズは便利ですが、脱げやすく子供に踏まれて躓くことがあるので、保育士の仕事には向いていません。

外履きは、子供が外へ飛び出した際にもすぐに対応できるように、履くために手を使わなくても良いスニーカーなどを選びましょう。疲れにくい靴が理想的です。

帽子・アームカバー

外遊びやお散歩の際にはUV対策が必須です。

帽子だとつばが広く前が見えない、という方にはサンバイザーもオススメです。

アームカバーは、熱中症・防寒・日焼け対策アイテムとなり汎用性が高いです。帽子もアームカバーも夏は通気性が良い素材、冬は保湿性の高い素材を選ぶことでコスパも意識してみてください。

外で思い切り遊ぶのも大切な保育です。熱中症や防寒に気をつけ、余分な装飾のないデザインを選びましょう。

靴下

保育士の靴下は体を冷やさない以外にも、「子供と話すきっかけになる」という役割があります。靴下ひとつで子供からの印象が変わったり、コミュニケーションが取りやすくなったりすることがあります。

デザインは絵本やテレビに出てくるキャラクター、かわいい動物や、水玉や花などの模様を選んであげると良いでしょう。

そのほかにも体を冷やさないために重ね着などをするためにも、複数枚持っているとどんな状況にも対応できるでしょう。

時計

保育園では規則正しい生活習慣が大切です。そのため、園内で過ごしている時も、外遊びや散歩をしている時も、常に時間のチェックをできるように時計を持っておくことをオススメします。

時計はさまざまなシーンに対応できるように、防水タイプや衝撃に強いタイプを選んでおくと良いです。

仕事効率を上げる文房具編

保育士の文房具選びのポイントは3つあります。

 

・作業効率はアップするのか

実際に保育園で勤務してみると、想像以上に「事務作業」が多いことに気付かされます。保育日誌、週案や日案、年間カリキュラム、園だより、連絡帳などの事務作業は毎日の仕事です。文房具はそんな日々の仕事の効率をあげてくれます。文具選びで作業効率のアップは非常に重要なポイントなのです。

 

・安全なものか

しかし、いくら作業効率が上がるからといって園児に危険なものであっては意味がありません。子供たちの安全を第一に選びましょう。

 

・操作は簡単か

複雑な操作では効率は上がりません。また保育士の間での貸し借りなどもあるため、操作は簡単であるに越したことはありません。

 

これら3つのポイントを踏まえた上で、文房具の必需品を紹介します。

メモ用紙

ちょっとした連絡事項や忘れ物防止に役立つのがメモ用紙です。
メモにも、目印にも、しおりにもなる付箋タイプのものを用意しましょう。直接名前をかけないものに付箋を貼って名札代わりにすることも可能です。

罫線が入っているデザインならToDoリストとしても使うことができます。

しかし、付箋のメモ用紙は便利ですが、剥がれやすいのが弱点です。今日粘着タイプの付箋は、接着部分が大きく、粘着力が強いので、保育士の業務を助けてくれます。

値段もそこまで高くないので、日常で常備しておくと、他の保育士さんの業務を助けることができます。保育士はチームプレイです。自分のためにも周りの保育士さんのためにも用意しておきましょう。

ペン

鉛筆、ネームペン、蛍光ペンなどは保育士にとっては必需品です。
日々の日誌や催しの制作物を作る際に必要となってきます。

鉛筆は手間なくかけるように、ボールペンとセットになっているものを選ぶと良いでしょう。ボールペンや油性ペンなどに加え、蛍光ペン、キラキラペン、もこもこペンなど、一味変わったペンも用意しておくとさまざまな表現ができるのでオススメです。

子供たちとのお手紙交換の際に可愛いペンを使えば、喜んでもらえること間違いなしです。

ハサミ、カッター

飾りつけや制作物を作る際に重宝します。

しかし、ハサミやカッター類は刃物なので取扱いには注意が必要です。

ハサミ類は先が丸くキャップが閉められるタイプ、カッター類は刃先にロックがかけられるタイプを用意しましょう。ギザギザばさみ、なみなみハサミ、チタンはさみなど、変わり種のハサミをいくつか準備しておくと制作物の幅が広がります。子供と同じ部屋で制作物を作る場合は、使い終わったらすぐにしまうなどの細心の注意を払いましょう。

ホチキス

ホチキスは保育園にたくさんある、大人も子供も使う文房具です。
保育士の仕事では、事務作業で書類を綴じたり、子供の作品を完成するためにホチキスを使用します。

仕事の効率を考えると、一度により多くの枚数を綴じることができる「針が大きいタイプ」を用意すると良いでしょう。

印鑑

印鑑は、書類作成や保育日誌の作成で必要になります。

実印である必要はなく、三文判やシャチハタを用意しておきましょう。一般的な名字であれば100円ショップで購入することも可能です。

すぐに押印できるスタンプ型の印鑑が便利ですが、保育園によっては禁止している園もあるため、事前の確認を忘れないようにしましょう。

のり・テープ

制作にはのりやテープが必需品です。

用途や素材に合わせて複数の書類を用意しますが、頻繁に補充が必要になるため100均などを利用することでコスパは考えていきたいところです。

のりであれば、液体のり・スティックのり・木工用ボンド・瞬間接着剤は必須になります。テープ類は、セロハンテープ・マスキングテープ・ガムテープ・クラフトテープがあれば間違いありません。

修正液・消しゴム

間違いを修正するために修正液と消しゴムは用意しておきましょう。

修正テープや修正液は連絡帳を書く際などに必要になります。日誌とは違い、急いで書くことが多いのでミスも出やすくなります。ミスした箇所をすぐさま修正できる修正テープや修正液は、保育士にとって欠かせない文房具です。

消しゴムは一般的なものに合わせて、砂消しゴムを用意しておくと、ボールペンやマジックでミスしてしまった部分も消すことができるためオススメです。

外出時のお助けアイテム編

外出時のアイテム選びのポイントは3つあります。

 

・緊急時に対応できるか

保育園の外は何が起きるかわかりません。
不審者との遭遇、保護者に対しての緊急対応、園児の体調不良など保育園の中以上に緊張感を持たなければいけません。そのため外出時にはあらゆる状況を想定した準備が必要になります。

・衛生面への配慮はできているか

大切な園児を危険から守るのも保育士の仕事です。
突然の怪我や体調不良の際には、保育士は慌てずに対応しなければなりません。
備えあれば憂いなし、万全の準備を心がけましょう。

・園児だけでなく自分の管理も忘れずに

保育士が倒れてしまっては話になりません。
マスクや水分補給など、園児だけでなく自己管理も忘れずに。

 

これら3つのポイントを踏まえた上で、外出時の必需品を紹介します。

携帯・スマホ

緊急連絡や保護者からの急なお迎え要請にも対応できるように、常に常備しておきましょう。
しかし、私用で使うために持ち歩くのはほとんどの園が許していません。

勘違いされないように気をつけましょう。

防犯ブザー・ホイッスル

不審者と遭遇した際に、周りに対して危険を知らせるのに使います。

子供を守れるのは先生しかいません。いち早く対応できるように防犯ブザーなど、押すだけのものがあると良いでしょう。

ハンカチ・タオル

乾きやすい素材を選んであげると良いでしょう。ハンカチやタオルは素材選びの他にも様々な大きさのものを用意しましょう。

そうすることでケガの応急処置をしたり、保冷剤を包んであげたりと様々なシーンに対応することができます。

おんぶ紐

特に0-1歳児を受け持つ保育士には必須アイテムです。

バギーに飽きてしまったり、歩き疲れてしまったりと外出先で子供がぐずってしまうのはよくあること。そんな時に気持ちを切り替えてあげるためにおんぶ紐を使って、あやしてあげましょう。

日焼け止め

保育士は意外と屋外業務が多いもの。園の庭で遊んだり、送り迎えをしたりなど一年を通して紫外線にさらされることになります。
女性にとって大敵なシミやシワの原因になったり、髪のパサツキを起こしたりと屋外にいることのデメリットは意外にも多いです。

そのため前述の帽子やアームカバー、クリームやスプレータイプの日焼け止めを使い、対策を怠らないようにしましょう。

ティッシュ

小さな子供は、身の回りの衛生に保育士の手が必要です。

鼻水やよだれ、口の周りの汚れなどを素早く拭いてあげられるように、ポケットティッシュやウエットティッシュを用意しておきましょう。

使い捨てマスク

子供たちに風邪をもらわないようにも、うつしたりしないようにするためにも必須です。

 

実際の保育士の業務シーンを想定しながら、服装、文房具、外出時の3つのカテゴリで必需品を紹介してきました。

特に今のこのご時世、衛生面には特に気を遣いたいところです。そのため、ここでは紹介しきれなかった便利アイテムをこの後まとめて紹介したいと思います。

あると嬉しい便利アイテムを紹介

必需品以外にもあると嬉しい

 

・子供たちに喜んでもらえる便利グッズ

・子供たちの衛生を守る便利グッズ

 

を紹介したいと思います。

保育士として子供たちの安全を第一に考えるあまり、忘れてしまいがちなのが子供に笑顔になってもらうということ。

ここではそんな子供が笑顔になってくれる、便利グッズを3つ紹介します。

絵本

絵本を使った読み聞かせには、聞き手である子供たちと、読み手である先生との間でコミュニケーションを取れるという大きなメリットがあります。

子供たちも興味津々に聞いてくれますし、何よりも笑顔が見れるのはとても嬉しいことですよね。

 

それ以外にも絵本の読み聞かせには

 

・言葉の習得を助ける
・心を成長させる
・集中力を育てる

 

などの効果をもたらしてくれます。

クラスの本棚に置いてある本以外にも、季節やイベントごとに本を読んであげると子供たちに喜んでもらうことができます。プールやお芋掘り、クリスマスやお正月など季節や行事と関連づけながら工夫をしてみましょう。

また、音の出る本や、飛び出す絵本などを用意してあげるのも子どもたちに喜んでもらえる一工夫になります。

CD

猛暑日や雨の日、雪の日など外遊びができない日には、室内で体を動かせるリトミックCDがあると良いでしょう。

リトミックとは、音楽に触れ合うことで心と体のバランスが取れるようになる知育の一つです。リトミックによって様々な効果がもたらされますが、代表的なものは以下の3つです。

  1. コミュニケーション能力が養われる
  2. リズム感や運動センスにつながる
  3. 音楽の感性が身につき表現力が磨かれる

リトミックは0歳から始めることができます。

音楽を用いて子供の成長を促し、子供からも親からも喜ばれる保育を目指しましょう。

可愛いスタンプ

可愛い絵柄のスタンプもいくつか揃えておくと、子供たちに喜んでもらうことができます。

連絡帳に使ったり、子供たちとのお手紙交換、何かのご褒美に押してあげることで喜んでもらえるだけでなく、達成感も味あわせてあげることができるでしょう。

子供たちの衛生を守る便利グッズ

子供たちの健康、衛生を守ることは保育士の1番の仕事と言っても過言ではありません。

それができることで保護者からの信頼につながり、自分が働く園からの信頼を獲得することができます。

ここではそんな子供たちの衛生を守る便利グッズを2つ紹介したいと思います。

救急セット

保育園児は0歳児から6歳児の子どもたちが対象になります。自分で体調管理をすることができないので、急な発熱やケガをしてしまう可能性があります。

そこで便利なのが救急セットです。

ケガの応急処置用に消毒液やガーゼなどをポーチに入れて常備しておくことで、最悪の場合を未然に防ぐことができます。急な発熱にも対応できるように、保冷剤や冷えピタも常備しておきましょう。

市販で救急セット一式なども販売されています。手軽に揃えることができるので購入をオススメします。

ビニール手袋・ゴム手袋

子供が嘔吐してしまったり、お漏らししてしまった際に活躍するのがビニール手袋・ゴム手袋。

近年、ノロウイルスやロタウイルスなどが流行っています。

ウイルスの感染拡大を防ぐためにもあると便利なグッズです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

保育士の必需品をカテゴリごとにまとめ、ご紹介させていただきました。

 

保育士の服装や持ち物は

「洗いやすく乾きやすい素材」「余計な飾りがないデザイン」

 

保育士の文房具は

仕事の効率アップを意識し、安全なもの

 

外出時には

緊急時にも対応できる準備を意識してみてください。

 

皆様の保育士生活がこの記事で豊かになっていただけると幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。