内装工事

理容室の内装をおしゃれにしよう!【費用も含めて解説】 

理容室の内装をおしゃれにしたいけど、どんな内装が良いのかわからない…。そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。せっかく理容室を運営するならおしゃれな内装にしたいですよね!働く従業員のモチベーションにもつながりますし、お客様が持つ印象にも大きく影響してきます。

そこで今回は、内装をおしゃれにするメリット、おしゃれな内装にするために必要な資金についてご紹介していきます。

理容室のおしゃれな内装をタイプ別で紹介

美容師が使うアイテムが並んでいる写真

では、おしゃれな内装とはどのようなタイプがあるのでしょうか? いきなりおしゃれな内装を考えようと思っても厳しいですよね。

内装のデザインなどに関しては、一度見たことのあるものの中から発想が生まれます。それでは、ここからは「シック」「レトロ」「モダン」「ポップ」といったタイプ別でおしゃれな理容室の内装をご紹介していきます。あなたが理想とする理容室に近いタイプを見つけてみてください。

シックな内装【高級感溢れる大人の空間】

シックな内装【高級感溢れる大人の空間】

高級感が溢れる大人空間を作り出してくれるのが、シックな内装になります。お客様に落ち着いた雰囲気と安心感を与えてくれます。

元々、シックはフランス語の「chic」をカタカナ表記したもので、chicとは、「上品な」「垢抜けした」という意味があります。

お店に高級感があるだけで「すごく綺麗で仕上がりもよくしてもらえそう!」という期待感を与えることができます。落ち着いた雰囲気で、高級感のある内装にしたい方にはおすすめです! 

レトロな内装【老舗の名店を感じさせる】

レトロな内装【老舗の名店を感じさせる】

老舗の名店を感じさせる落ち着いた空間を作り出してくれるのが、レトロな内装になります。どこか懐かしく、安心感を感じられるレトロな内装。レトロは「郷愁に誘われる気持ち」を表す言葉です。

お客様にどこか懐かしさを感じてもらい、お店にいる間に落ち着いた時間を過ごしてもらうことができます。懐かしく安心感の与えられる内装にしたいという方におすすめです!

モダンな内装【若者に人気の現代風】

モダンな内装【若者に人気の現代風】

現代風で洗練された雰囲気があるのがモダンな内装です。 レトロと反対の意味を持つのがモダン。ガラスや金属の素材を使い、シンプルだけど洗練された印象を与えることができます。

内装だけで全てが決まるわけではないですが、ファーストインプレッションとして、「なんだか良さそうだ!」とワクワク感を与えることもできます。現代風のシンプルでかっこいい内装にしたい方におすすめです!

ポップな内装【流行りのインスタ映え】

ポップな内装【流行りのインスタ映え】

居るだけで楽しい気持ちになるのがポップな内装です。インスタ映えする内装で話題になったり、店内にいるだけで楽しくなり、従業員も楽しく働けるような内装にすることができます。

SNSでの拡散を狙う場合はこういったポップな内装も良いのではないでしょうか。色とりどりの明るさのある店内にすると若い年齢層も気兼ねなく入店できそうです。

理容室の内装に必要な資金

電卓の上に家の模型が乗っている

さまざまな内装の事例を紹介してきましたが、内装にはどのくらいの費用がかかるのか気になった方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここからは理想の内装にするためにどのくらいの費用が必要かを紹介していきます。あくまでも目安の金額なので、どのくらいの資金が必要なのかを見積もってみてください。

狭いほど割高になりがち

内装の工事費は狭いほど割高になる傾向があります。例えば、よほど広くない限りは10坪でも15坪でも、職人を雇う人数は1人人いれば十分です。坪数が広くても1人の職人に任せられるのであれば、広い方がコスパが良いです。そのため、坪数が小さい方が割高になってしまうのです。

また、内装の工事費とは関係ないですが、電気代なども坪数が少ない方が高くなる傾向があります。

工事費用は坪単価で決まる

内装の工事費用は坪単価で決まります。内装にはこだわらず、理容室の運営に必要最低限の備品だけで良いという場合は、坪単価はおおよそ20〜40万円が相場となるでしょう。 

ただし、「内装にはしっかりとこだわっていきたい」「おしゃれな内装にしたい」という希望がある場合、希望内容にもよりますが、1坪あたりに40〜60万円ぐらい出すことができれば満足のいく理想の内装にできると言われています。

  • 最低限の内装:1坪あたり20〜40万円
  • こだわりの内装:1坪あたり40〜60万円

あとは、坪数に合わせて必要な資金を用意する必要がありますが、その他にもシャンプー台やイス、レジ台、クローク等の家具にもお金がかかるので、その金額も想定しておきましょう。

内装費用を決める3つのポイント

内装費用を決める要素は、坪数だけではありません。内装費用を決める3つの要素は、以下のようなものになります。

  • 坪数
  • 工事内容
  • 物件の種類

坪数に関しては先ほど説明したので、詳しくは前ブロックをご確認ください。

工事内容に関しては、具体的にどのような内装にしたいのかによって変わってきます。ですから、大体の目安として40〜60万円を目安に考えておくと良いでしょう。

物件の種類は、「居抜き」「スケルトン」のどちらに当てはまるのかで変わってきます。居抜きであれば、必要なものが一部揃っているので費用を抑えることができますが、間取りに制約を受けます。

スケルトン物件であれば、完全にゼロからオリジナルで内装を作ることができますが、費用がどうしてもかかります。「居抜き」か「スケルトン」かでも費用は大きく変わってきます。

理想の理容室に広さは関係ない

男性同士が握手している写真

理想の理容室にするのは広い方がいいのかな……。 

そう考えている方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、理想の理容室にするのに広さは関係ありません。

坪数が少ないと確かに内装工事にかかる費用が高くなるかもしれませんが、費用を用意することができれば理想の理容室にすることは可能です。

限られた予算と、限られた坪数であなたの理想とする理容室を持つためにはどうしたら良いのかをじっくり考えてみてください。坪数がそれほど大きくなくても内装にこだわったおしゃれな理容室を立ち上げ、うまく経営しているところはたくさんあります。

依頼する業者を決めて、あなたの希望を伝えて、世界に一つだけのおしゃれで素敵な理容室を立ち上げましょう!

ポイントを押さえて内装をおしゃれにしよう!

バリカンと髭剃り用の筆

今回は「理容室をおしゃれにしよう!」というテーマでご紹介してきました。理容室はおしゃれにできる余地がたくさんあります。お客様の印象が大きく変わりますし、働く従業員のモチベーションも大きく変わります。

内装がおしゃれなだけではいけませんが、内装がおしゃれなことでリピートにもつながる可能性もあります。

「また来たい!」と思ってもらえるような内装にできるように、今回の記事で紹介した「シック」「レトロ」「モダン」「ポップ」を参考にしてみてください。

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