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コラム

ずばり答えます!転職エージェントがおすすめする「ホワイトな保育園」とは

転職

はじめて転職するなら「ブラック保育園」は絶対に避けたいですよね。とはいえ、ホワイトな保育園をどうやって見極めればいいのか、何を基準に決めればいいのか、不安が募ります。
そこで、はじめての転職を応援する「保育ラビット!」を運営するTRNエージェントの責任者 松林さんが「ずばり!ホワイト保育園の条件」をずばりお教えします。

エージェントが認めたホワイト保育園である5つの条件

転職エージェントのキャリアアドバイザーとして20年以上活躍する松林さんは、実際に求人先の保育園に足を運び、園の雰囲気を見るだけでなく、園長先生との会話やコミュニケーションを大事にすることで、園のコンセプトや就労環境を細かく確認するよう心がけています。

これまで800園を訪れた実績をもつ松林さんが認める「ホワイト保育園」とは、以下のような特長があります。

ホワイトな保育園とは

もぐ林

1-園長が外部採用ではなく、現場経験者である園
2-園長に悩みを相談できる環境がある園
3-行事が少なく、日々の保育に集中できる園
4-保育の指導案や日誌の描き方などしっかりと教えてくれる園
5-休憩時間に休息がとれる園

逆に、こういった条件が揃っている保育園は、非常に少ない!と言っても過言ではありません。それに、自力でホワイト保育園に出会うのは、なかなか難易度が高いといえます。

◆松林さんの紹介記事はこちらをご覧ください

おすすめ1 現場経験を積み昇格によって園長になった園長先生がいる

実は、現場経験がなくても園長職に就くことができます。園長の仕事は、子どもたちと直接触れ合う保育のリーダー的存在であるのはもちろんですが、園の運営資金の管理や安全管理、職員の採用や育成など組織をつくり上げていくためのマネジメント、保護者・周辺住民・行政と良好な関係性を構築するコミュニケーションを主な仕事としています。

そのため、私立保育園や夜間保育園など一部の園長には、保育士資格の取得義務がありません。

もし、園長から保育のアレコレを学びたい!と思っている場合は、同じ法人の園で主任経験などがあり、同法人の保育を熟知している現場経験豊富な園長がいる保育園をおすすめします。転職活動の段階で、園長の経歴を知っておくのもありかもしれませんね。

おすすめ2 園長先生に悩みを相談できる環境がある園

悩みがあるとき相談するのは、同僚?園長?それともSNS?一体だれに相談するのがよいでしょうか。

相談内容によって、さまざまなパターンがあるかと思いますが、松林さんがすすめる相談先は「園長」です。

同僚の場合は、気軽に愚痴を言い合えるので手軽ですが、話の内容によって思わぬ影響がでたり、関係を悪化させたりする可能性があります。また、SNSでは世界中の同じ悩みをもつ者同士がつながれることで、心強く思える一方、匿名であるがゆえに心無い言葉でさらに傷つく恐れがあります。

その点、園長が同じ法人園で現場経験を積んできた方であれば、保育士の悩みを十分理解し、自分の経験を元に予め相談できる環境を整えてくれているものですが、「園長に対して言いたいことが言えない」園が多く存在するのも実情です。そもそも園長が理不尽に振る舞い、意見や相談ができない園は論外です。適切なアドバイスや改善策を講じてくれる園長の下で保育をしたい方は、一度キャリアアドバイザーの松林さんに相談してみてはいかがでしょうか。

あなたに合った保育園に出会いたい方は、ぜひLINEからお問い合わせください

おすすめ3 行事やイベントの数が適切で、保育士が日々の保育に集中できる園

日々の保育に集中出来ない多くの理由が、行事やイベントの多さです。

そもそも保育園のイベントは、保護者に子どもの成長を知ってもらったり、子ども自身が練習を通じて喜びを感じたりと全く意味がない訳ではありません。ただし、保護者に見せるだけの過剰なイベントは保育士の負担だけでなく、子どもの遊ぶ時間が減ってしまう、保護者がイベントの度に有休をとらなければならないなど、それぞれのデメリットが生じているのも事実です。

しっかりと吟味され、本当に必要なイベントだけを行っていることは、正しい運営を行っているホワイトな保育園であるかを見抜く指標になる、と松林さんは語ります。

おすすめ4 保育の指導案、日誌などの書き方をしっかり教えてくれる園

日誌は、日々成長をする子どもの様子を記録し、振り返りや申し送りをするために大切な役割を果たします。松林さんがこれまで見てきたホワイトな保育園では、園の先輩の日誌を見せてもらうことで、適格な指導が行われていました。

園によっては研修を行ったり、テンプレートを使用したり工夫しながら保育の技術向上に努めているようですが、先輩の日誌を見せてもらえれば、漢字と平仮名の使い分けなど細かいルールが定められている園独自のルールもわかりますし、何より一番身近な見本としてとても参考になります。書き直しの手間も省け、先輩方にとってもレクチャー時間の削減にもなるため、精神的にも時間的にもお互いが楽になります。

おすすめ 休憩時間にしっかり休息が取れる園

休憩中に書類の記入、行事準備の内職をおこなうなど、休息がしっかり取れない園も多く存在します。

労働基準法では、勤務時間が6時間以上8時間未満の場合は最低45分、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけないと定められていますが、「保育士の業界は、休憩なしなんて当たり前でしょ」なんて思っていませんか。では、ホワイトな園に務める保育士さんたちは、いつどのように休憩時間を確保しているのでしょうか。

これまで私が出会ったホワイトな保育園では、「休憩室」が用意されていました。休憩室がない場合でも、職員室に休憩スペースが確保されており、スマホを操作していても仮眠をとっていても注意されることはありません。
ホワイトな保育園には、「休憩時間を確保しよう」とする雰囲気がすでに備わっているので、安心して休息がとれ、リフレッシュして午後の保育に集中することができます。

まとめ

ホワイトな保育園の5つの条件を紹介しましたが、自分で見つけるのは至難の業です。調べたくてもこういった情報は、求人票には掲載されていないものです。

少しでも充実した保育士生活を送りたいとお考えの方は、実際に現場を見て、園長とコミュニケーションをとっている松林さんのような保育専門の転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

また、条件が揃っていても、やはり人と人との相性が大切です。園長の性格も把握した上で、適切なアドバイスしてくれるあなたに合った転職エージェントを見つけてみてください。