- 業種
- FC本部を含む飲食企業(過去にインターネットカフェ事業を展開)
- 売却金額
- 3億円(承継債務なし)
- 譲渡形式
- 分割事業譲渡
昭和・平成・令和と3つの時代を通して展開する老舗ブランドを保有する飲食企業E社。地方から東京へ進出し、老舗ブランドとして確かな売上と利益を構築していたが、創業時から別事業で展開していたインターネットカフェ事業の閉鎖・撤退による減損・借入が膨らみ、キャッシュフローが完全にストップした。
TCMは民事再生手続きを金融機関へ打診し、スポンサーの開拓や弁済手続きなど一貫したサポートを行ない、第二会社手法を用いた会社分割を実施し、新たなスポンサー企業からの譲渡対価(3億円)を弁済に充てることで、円満な民事再生が実現した。
新オーナー企業の積極的な再生/再建業務のおかげもあり、現在も老舗ブランドとして変わりなく都内で営業を継続しており、譲渡企業の株主であったオーナーは破産申請せずに別事業にて代表取締役を担っている。